AX-84 · 社長申請MTG資料案

社内AIエージェント基盤を、まず小さく安全に広げるための申請資料

システムに詳しくない方にも伝わるように、「何をしたいか」「何が変わるか」「何を承認してほしいか」を中心に整理した、社長説明用のたたき台です。

Purpose
社内業務のAI補助
Approach
小さく検証→拡大
Budget draft
70H / 210万円
Decision
進め方の承認
01

一言で言うと

社員一人ひとりに「業務を手伝うAI秘書」を持たせるための、共通の土台づくりです。

今はAXチームなど限られた範囲でAIエージェントを試しています。今後、社長・副社長の会話整理、会議後のTODO化、SlackやBacklogとの連携などを増やすには、個別対応の積み上げではなく、安全に横展開できる共通基盤が必要です。

社長向けの伝え方:「新しい大規模システムをいきなり作る話」ではなく、「すでに使い始めているAI業務支援を、会社全体で安全に使えるよう整える話」と説明する。
02

なぜ今やるか

効果

会話がTODOに変わる

社長・役員・各部署の会話から、決定事項・未対応事項・担当者を整理し、業務TODOへ落とし込みやすくする。

課題

個別対応では限界

部署ごとにバラバラに作ると、権限・データ・Slack連携・運用が複雑になり、後から統制しにくい。

狙い

安全に横展開

まず小さく検証し、使える形を標準化してから、部門・全社へ広げる。

03

Hermesとは何か

日々の情報 Slack・会議・音声 Hermes AIエージェントを動かす土台 整理・要約・分類・提案 業務アクション TODO・Backlog・通知 難しい言い方をすると「AIエージェントの実行・連携・管理基盤」。簡単に言うと「社内AI秘書を動かす場所」。
04

今回の申請で扱う範囲

項目説明社長に伝えるポイント
目的社長・役員・各部署の会話や依頼を、AIが整理して業務TODOへつなげる準備。「情報が流れて終わる」状態を減らす。
進め方PoC → 部門展開 → 全社展開の段階方式。いきなり全社に入れず、小さく検証する。
技術基盤提案資料ではGoogle Cloud / GKEを中心にした構成。専門的な中身より、安定運用・コスト・安全性が判断軸。
費用7月支援として70H / 210万円(税抜)の見積り。何が成果物になるかを明確にしてから申請する。
05

明日のMTGで事前確認したいこと

最重要:既存AXチームのHermes VMをどう扱うか

  • 今AXチームが使っている別VMのHermes Agentは、そのまま残す前提か。
  • 新しい仕組みは、AXチーム以外の全社展開分だけを載せるのか。
  • 将来的に既存VMも新基盤へ移行するのか。
  • 併用する場合、Slack App・データ保存・運用責任・障害対応をどう分けるのか。

費用の前提

  • LLM API費用は含まれているか。
  • 既存VM維持費は含まれているか。
  • 監視・バックアップ・ログ保存費は含まれるか。

成果物の前提

  • 設計だけか、実装まで含むか。
  • 本番運用可能な状態まで含むか。
  • 運用手順書・権限設計・移行計画は含むか。

技術選定

  • なぜGKEなのか。
  • Cloud Run / 既存VM継続 / Cloudflare系との比較はあるか。
  • 運用担当者が扱える複雑さか。

セキュリティ

  • 社長・副社長の会話ログをどこに保存するか。
  • 誰が閲覧できるか。
  • 保存期間・削除ルール・監査ログはどうするか。
06

費用と成果物の見せ方

申請金額の見せ方

70H / 210万円(税抜)

単なる作業費ではなく、「全社展開の前に、設計・費用・運用・リスクを整理し、判断できる状態にする費用」と位置づける。

申請前に明確化すること

70Hで何が納品されるかを、コンサル側に確認する。特に「設計書」「構成図」「運用手順」「PoC環境」「移行方針」「費用試算」のどこまで含むか。

社長申請時の注意:GKEやVMなどの専門用語を前面に出さず、「会社としてAI活用を広げるための安全な土台づくり」として説明する。
07

想定リスクと対策

リスク起きること対策
既存VMとの二重運用どちらが正か分からず、費用・権限・障害対応が複雑になる。既存VMを残す/移す/併用する方針を先に決める。
権限が広がりすぎるSlackや会話ログなど、見えてはいけない情報まで扱う可能性。Slack App権限、閲覧者、保存期間を設計に含める。
技術が複雑すぎるGKE運用が属人化し、障害時に対応できない。Cloud Run等との比較、運用体制、監視方法を確認する。
費用が後から増えるLLM API・ログ保存・監視費が別途発生する。見積りに含む費用/含まない費用を明記する。
08

社長に承認してほしいこと

承認依頼案

  • 社内AIエージェントを全社展開するための検討・設計を進めること。
  • まずは小さく検証し、運用・セキュリティ・費用を確認してから拡大すること。
  • 7月支援費用として、70H / 210万円(税抜)を申請対象とすること。
  • ただし、既存AX用Hermes VMの扱い、成果物範囲、費用前提を明確にしたうえで最終申請すること。
09

説明台本(非エンジニア向け)

30〜60秒説明案

今回の申請は、AIを使った社内業務支援を、会社全体で安全に使えるようにするための準備費用です。すでにAXチームではHermesというAIエージェント基盤を使い始めていますが、今後、社長や役員の会話整理、会議後のTODO化、SlackやBacklogへの連携を広げるには、個別対応のままだと管理が難しくなります。

そのため、まずは全社展開に向けた設計、費用、セキュリティ、既存環境とのすみ分けを整理します。いきなり全社に入れるのではなく、小さく検証し、使えることを確認してから段階的に広げる進め方です。

明日の確認で、既存AX用Hermes VMを残すのか、新基盤へ移すのか、併用するのかを確認し、そのうえで社長申請の最終資料に整えます。